先日、とある場所でチェンバロのコンサートを聴いてきました。
なんと、真正面のとても近い席で聴くことができ、繊細で美しい音色に思わず引き込まれました。
特に印象的だったのは、各声部がとても自然に弾き分けられていたこと。
チェンバロは、ピアノのように強弱を大きく変えられる楽器ではありません。
それなのに、旋律が浮かび上がったり、内声が美しく聞こえたりして、
「どうやって表現しているんだろう…?」
と不思議に思い、コンサート後に奏者の方に質問させていただきました。
すると、
“微妙なタッチの違いで音色を変えている”
とのこと。
なるほど…!
と思う反面、改めて奥深い世界だなあと感じました。
さらに驚いたのが、調律も平均律ではなく、演奏する曲に合わせて調整されているそう。
そして、なんと…少しだけ実際に弾かせていただけることに!
弾いてみてまず感動したのが、トリルの弾きやすさ。
そして、チェンバロならではの軽やかでキラキラした響き。
「バロック時代のトリルって、こんな感覚だったのか…!」
と、演奏体験を通してたくさん学ばせていただきました。
とても貴重で、学びの多いコンサートでした。
(教室のレッスンの様子はインスタグラムでもご覧いただけます。)